8月 262012
 

東京都美術館で開催中のマウリッツハウス美術館展。
真珠の耳飾りの少女をこの目で見るべく。

フェルメールを知っているなら、一度は見たことがあるであろう絵、かな?
印刷物や映像では見たことはあるけれど、実物を間近でみる機会は滅多にない。
たぶんこの先一生無いかも。そりゃあオランダに行けば見れはするだろうけど。

それほど大きな絵ではないし、鑑賞位置から絵まで少し距離がある。
展示室自体も薄暗いので、制作から350年を経過したことを感じさせるヒビ割れを確認できるほど間近で鑑賞はできなかった。
それでもやっぱり実物は一味ちがうかな。
吸い込まれそうな少女の視線は。ウルトラマリンブルーのターバンも。

光の表現ってやつかな。
いつだったかデルフトの眺望や小路なんかでも感じた、光の表現。
何百年も前から画家は光の表現に挑戦してきたんだと。

他に印象に残ったのはレンブラントの自画像やスティルライフ系。
展示数はそれほど多くはないけれど、細部まで描き込まれた作品を堪能できました。

それにしても人気があるんだね、この混雑ぶりは。