久々に雨らしい雨。
夕暮れ時の雨ってやつは、視界を遮るだけのジャマなモノ?
赤信号色に染まった雨粒の合間に見える空も悪くはないか。
浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」を初めて読んだ。
なかなかいい。と思った。
雪国には雪国の言葉がよく似合う。
亡き娘と妻への想いもよく伝わる。
映画も観た事ないんだけれど、高倉健が出演していることぐらいは知ってる。
原作を読んだし、今度観てみようかと。
浅田次郎は泣かせるらしいが、他の作品も試してみよう。
「地下鉄(メトロ)に乗って」はTVで観たな。
なんだか無性に感動したい。
やっぱりミステリーばかりに偏ってちゃダメか。。
Galleryを更新。
神保町スナップ。
Street SNAPs #7
http://swingphotos.jpn.org/gallery/
ひらひらと散る桜
青に映える桜色
散るは次への足がかり
淡々と
もうダミーとしての振る舞いは今日で終わりにする。
これできっと彼らは同じ道筋に向かうはず。
後ろを振り返っても何もない。眩しい光があるだけ。
本来の道に戻ろう。
丸い前足をさらに丸くして
丸い舌で湿らせて
丸い顔を整える
あとは散るのみ。
いや、東北はこれからが花咲くとき。
被災地にもきっと。
来年以降もずっと咲き続ける。
もう5年前になろうか。
病気で右目を失った、この野良猫を初めて見つけたのは。
その後も成長を続け、体も大きくなり、元気な姿を見せてくれていたのに。
姿を見かけなくなって1年以上経つ。
なんだか必死にこちらを見ようとしている姿に見えた。
そう見えたのは勝手な解釈かもしれないけれど。
狭い路地を抜けるたびに小さな商店が顔を出す。
錆びれた郵便受けに案内標識。
時間が止まったままの空気がそこにはある。
Street SNAPs #6
http://swingphotos.jpn.org/gallery/
旧寛永寺、五重塔。
まだ、つぼみ状態の桜の枝が広がる隙間に、塔の存在の感じる。
何百年も繰り返す風景。