目の前に現れた突起物。
なぜかわからないが、とても気になる。
自然とその先端に目がいってしまう。
なぜだろう。
果たしてこれは食えるのかどうか判断がつかない。
だから嗅がずにはいられない。
嗅いではみたが匂いがしない。
困ったな。
いやな匂いはしないから舐めてみる。
ザラりとひと舐めしたが味がしない。
いったいこれは何なんだろう。
となれば最後の手段、かじってみる。
どこからか奇声が聞こえた。
どうやらこれは食えないらしい。
目の前に現れた突起物。
なぜかわからないが、とても気になる。
自然とその先端に目がいってしまう。
なぜだろう。
果たしてこれは食えるのかどうか判断がつかない。
だから嗅がずにはいられない。
嗅いではみたが匂いがしない。
困ったな。
いやな匂いはしないから舐めてみる。
ザラりとひと舐めしたが味がしない。
いったいこれは何なんだろう。
となれば最後の手段、かじってみる。
どこからか奇声が聞こえた。
どうやらこれは食えないらしい。
1200年前の仏画と言われてもピンとこない。
そんな事前知識なしで向かった東京国立博物館。
特別展「ボストン美術館 日本美術の至高」
曽我蕭白(そが しょうはく)の雲龍図は迫力あった!
襖に貼られ、修復作業を終えてから初お披露目らしい。大きかった。
残念ながら胴体部分の四面が消失しているらしく、頭と尻尾の四面が二つ。
全体を見渡すために4~5m離れてみる。
間近に寄ってじっと見つめる。
美術価値や知識がなくとも、筆使いが繊細かつ迫力は感じられる。
他に印象に残ったのは、長谷川 等伯(はせがわ とうはく)の龍虎図屏風(りゅうこずびょうぶ)。
対峙する龍(雨)と虎(風)。かっこいい。
伝狩野雅楽助(かのう うたのすけ)の松に麝香猫図屏風(まつにじゃこうねこずびょうぶ)。
ジャコウネコの顔が人間みたいだ。
写真や絵画もそうだけれど、図録やディスプレイ上で得る印象とは全然違う。
筆一本一本の痕跡が感じられるのは、やっぱり実物を己の目で見ないと感じられない。。
数百年前の人間がどういう思いでこの線を描いたのか、と想像してみる。ちょっと身震い。
雲龍図の扇子と手ぬぐいを買って帰宅す。
降り続いた雨もようやくあがる、か。
整理しきれていない過去の写真を眺めつつ、イメージを膨らます。。
やっぱり曇り空だね。
舌なめずりしながら睨んでる。
怖い顔。
素顔は可愛らしい顔してるのだ。
いろんな表情を持っています。
オイラには連休なんてないのさ。
一年中休みだから?
休みなんてないよ。
こうやって眺めているのも仕事なんだ。
室内ワンコ。
人様のワンコを撮るのも滅多にないということで。
外でニャンコも撮らねば。
やっぱり自然光がいい。
対峙。怖い目して。
その小悪魔のような表情。
すぐに目線を外すのに。
桜前線はあっという間に北上。
今頃は東北を覆い始めた頃だろか。
新緑までもう少し。
出会った瞬間ぺろり、と。
まだ小さくても、野良らしい目をしてる。
サクラを背景に。
そっと腕をまわして記念写真。
やさしい笑顔かハニカミか。
背中越しから想像するワンシーン。