2月 122012
 

写真集『ちょっとネコぼけ』がiPadアプリになった。
同名の写真集はすでに所有しているけれど、気になったので買ってみた。
価格は\800。初回300本限定で\500。

アプリ版の特徴は、岩合光昭さん本人の音声解説があること。
冒頭と最後にご本人の動画が。

スワイプして写真をめくっていく。
サムネイルを表示させて選択することもできる。

大部分の写真には音声解説があって、撮影時の状況を聴くことができる。

写真によっては上下にスワイプして解説文や、ストーリー性のある写真も見れる。

ダブルタップで拡大できる写真もある。
紙の写真集にはない特徴があって面白い。
今後も増えて行くのかな、デジタルな写真集。
お気に入りの写真集はやっぱり紙で持っていたいけど。

6月 072011
 

勝手に浅田次郎祭り開催中につき、天国までの百マイル。

話は単純。
だけど主人公の環境と思いは単純ではない。

ふと自分と照らし合わせてみる。
まっとうな親孝行などした記憶がないし。
親不孝もんだ。

親と故郷は、遠きにありて思うもの、でいいか?

6月 012011
 

こち亀が小説になってたなんて知らなかった。
7人の推理作家と夢のコラボ?
でも知っているのは3人だけ。

最もこち亀のハチャメチャ感が表現できていて、キャラクターに忠実なのか東野圭吾。
下町の雰囲気と両さんの人の良さが出ているのは大沢在昌。
石田衣良のは両さんとストーリーが真面目過ぎてる。

今野敏のプラモ視点は新鮮だけど、盛り上がらないかな。
逢坂剛の両さん、あんなに緻密ではないと思うが。麗子がキャラに合ってない。

柴田よしきの両さん、んん、面白くない。
京極夏彦の大原部長と子供の頃の両さんを結びつけるお話、こち亀が好きすぎてこうなっちゃんだろか。

意外と楽しめました。

5月 212011
 

思いもよらぬ本との出会いがあるのが本屋。
わざわざ行く価値はある。

中身がどうであれ、必要に迫られて買わなければならないのなら、ネットで済ませるのが手っ取り早いに決まっている。
本屋は買いたい本がないのに行くところ。
雰囲気を楽しみに行くところ。

手書きポップに誘発されるのもしばしば。
タイトルと装丁だけでストーリーを妄想してみる。

手に取り、迷ったなら、買う。
なぜならもう二度と出会わない本かもしれないから。
ただし、財布の中身と気持ちに余裕があれば。

いけないのはそうして買った本を放っておくこと。
買って満足。
読んでやらなきゃ。

4月 272011
 

別段買う気はなかったが、手書きポップの内容にそそのかされ、平積みの中からレジへ。
ポップの内容はすでにおぼえてはいないが。

阪急電車。

若い男女の淡い恋と、大人女性の生き様がメイン。
まったく関係のない人たちが、少しづつ関わり合って織り成すお話。

印象に残っているのは、翔子と時江のあたり。

翔子の討ち入り話。年を重ねた時江ならではのアドバイス。
友達に仲間はずれにされている小学生女の子。勇気を与える翔子。
時江に喧嘩を売ったオバチャン連中。時江に加勢したとユキと征志。
などなど。

ーーしかし、それでも景色が流れだして「街」が「町」に変わっていく中で記憶から薄れた。

いやなことも車窓を眺めていくうちに薄れていく、か。わかる気がする。
印象に残っている一行。
映画ではどのように描かれているのか。

毎日電車に乗っていても、出会った人とは二度と会うこともないないだろうし。
会ったとしても、まず記憶には残っていない。
乗客数が多ければなおさら。

それでも、少しだけの勇気と行動力があれば、人と人はつながっていくのだなあ。

4月 212011
 

浅田次郎の「鉄道員(ぽっぽや)」を初めて読んだ。
なかなかいい。と思った。

雪国には雪国の言葉がよく似合う。
亡き娘と妻への想いもよく伝わる。

映画も観た事ないんだけれど、高倉健が出演していることぐらいは知ってる。
原作を読んだし、今度観てみようかと。

浅田次郎は泣かせるらしいが、他の作品も試してみよう。
「地下鉄(メトロ)に乗って」はTVで観たな。

なんだか無性に感動したい。
やっぱりミステリーばかりに偏ってちゃダメか。。

3月 082011
 

東野圭吾の新刊が出てた。
麒麟の翼。
加賀恭一郎シリーズなのだ。

全作品読破途中なのだけれど、まだ半分くらい。。
これはあとの楽しみにしておこう。

購入する小説の8割はミステリーになってしまう。
かといって読書量が多いわけでもないのだけれど。

今年はこのあとも加賀シリーズが2作続くらしい。
真夏の方程式とマスカレード・ホテル。

作家生活25周年公式ガイドなる非売品も隣に置いてあったので、拝借。

全部読んでやる。